ぼくがゲーム会社に入るまで

5歳のぼく「マリオおもしろい!ぼくもげーむくりえいたーになりたい」
母「そんなもので食べていける訳無いでしょ。そう言ってるのは子供のうち」

17歳のぼく「ゲーム作りたい…けど、やるほうが楽しい…ツクールとかはやったけど。 [ゲームプログラミング 方法]検索してみたけど、なんかよくわからない…ゲームなんて遊びだよね、ちゃんとまっとうな仕事考えるか…」

19歳のぼく「浪人して入った大学がつまんない」 オンラインの知り合い「ゲームの学校入った」 高校時代の友達「ゲームの学校入ることにした」 ぼく「すみません。大学辞めてゲームの学校いかせてください。バイトもします。」

20歳のぼく「おお!ゲームってこうやってできてるんだ!すごい!わかる!バリバリ。入り口さえわかれば、ガシガシ勉強できる!」

22歳のぼく「なんとか、スマホゲーム会社に入れた!」 といった感じでした。

最初の一歩

漠然とゲームを作りたかった。でも検索してもよくわからなかった。入り口が分からなかった。入り口で挫折することで失われた未来のクリエイターはいったいどれだけいるのだろう。「独力で実現できない人はそれまで」という厳しい言葉はよく聞くけど、そう簡単にスパッと切ってしまってよいとは思っていない。やりたい意思があって、一定の導きを示せば爆発的に才能を花開かせる人はたくさんいる。ぼくは、その一端のお手伝いをしたい。

クリエイターを増やすこと

クリエイターをなぜ増やしたいか?と自分に問うてみた。

・社会に貢献できる能力がないと嘆く人の救いとなる
一般的に「仕事」と呼ばれるもののスキルに合致しない人が、どんどん社会から省かれていく。しかし社会で生きる方法は決してそれだけではなく、クリエイターという道もある。コミュニケーション能力なんてなくても、秘められた大きな表現力を持っているかも知れない。それが引き出せたとき、きっと人生は幸せなものになる。

・社会のクリエイターに対する評価を上げる事ができる
ときどき、クリエイターの仕事に対するあまりにも低い対価が払われている現実がある。クリエイター仕事を理解することができる人が増えれば、クリエイターの価値をもっと正当に評価されやすくなる社会になる。
また、アートは「衣食住」と呼ばれる生活必需なものではないとされることが少なくないが、クリエイターが生み出すものは社会のあらゆる所に存在し、社会を動かしている。社会のアートに対する評価を認知してもらうため、クリエイターを増やすことは必要不可欠だと考える。

実現したい世界

クリエイターとアートが育ち・実る、クリエイターにとっての生きやすい世界を実現したい。そして、実ったアートを社会にもたらし、社会にその存在を認めてもらいたい。まりまりゲームラボには、ものづくりを行う人々を繋いで、新しいアートの畑を生み出したいという願いがある。ものづくりには特別な能力や才能など必要ない。あなたが心で感じているままを発信するだけでよいのだから。そうした生まれた小さな芽を、世界を潤す大樹に育てていければ、どんなにすばらしいことでしょうか。

まずは、あなたとあなたの大切な人のために、小さなものづくりを始めてみませんか。